2008年12月21日日曜日

賀詞交換会

自動車メーカーが賀詞交換会の中止を決めたという。不景気で呼ばれる方も大変な時なので、このようなセレモニーは中止が一番だと思う。
私も違う企業ですが、来年の賀詞交換会に呼ばれているのですが行きたくないですね。

2008年12月16日火曜日

今年の漢字

先行き不透明なご時世。漢字で現わすと今年は「変」だってさ。
個人的には、「恐」とか「怖」が適切だったな。

図書館

今日は休暇でした。
さて、図書館というとどんなイメージを持っていますでしょか。私が子供の頃の図書館とは、学校にある一室でした。良く、遊びがてらに行ったものです。楽しみが少なかった時代でもあり、図書館は憩いの場でした。
最近は、街に図書館が登場し、私の住む街にもあります。子供の課題の一つに学校ではなく街の図書館で本を借りて読むというのが出てびっくりしたのは去年でしたが、結局今のところ子供も私も街の図書館には行った事がありません。
きっと、私的には図書館に行く事を必要としていないという事実があるのでしょう。遊び場は増え、憩いの場も別にあり、何より読み物ならインターネット上にあふれています。
それでも気になる存在。それが図書館です。

2008年12月14日日曜日

経営者思想と労働者思想

不景気である。企業努力も限界で雇用者の解雇が始まっている。解雇に不満をぶちまける労働者の行動がマスコミで取り上げられている。

一労働者として、ある日乗り込んでくる派遣労働者達に良い印象を持っていない。私は数十年の間企業の歯車として廉価な労働対価で働いてきた。それは、将来の高い労働力と高収入が待っているという、当時の当然至極な世間を信じての事であった。
ところが、別の企業でレベルを上げた派遣労働者が、私より高い労働単価で雇われて職場に登場した。彼らは、仕事をする能力が高いが職場に馴染む事もなく企業戦士として働いている。おかげで私は高いレベルの仕事に就けなくなった。
また、単純作業のためにも多くの人材が使われる事になった。彼らに専門知識はない。不要だ。私たちは彼らを安全に働かせるという、一見会社側の人間的行動を要求されるようになった。だが、日ごとに彼らは変わり、その度に一から心配が繰り返される。だが、私は一労働者である。彼らを監督していて責任は生じても会社側の人間ではない。

正社員という言葉は都合良く使われていると思う。会社側の社員とでも言うのか。不景気で解雇されているのは派遣社員だけではない。むしろ、彼らの登場で既に職場を去った正社員が多数居たことを忘れてはいけない。

社会が、曖昧の度合いを深めてきた結果として、経営者思想を持つ労働者が増えた。多くは正社員の中で多いように感じる。会社を良くしようとか言うことを労働者に求めるのが一般化している。実は、それは労働者の範疇ではない。労働者思想は、与えられた仕事を確実に効果的に実施することだが、それはルールを守るということ以外にない。ルールを作る経営者思想の欠落者がその作業を労働者に求め、いつかは自分も会社側になりたいという労働者の持つ願いの根底を操った結果として、それは登場した。

結局、労働者は「その他多数」である。踊らされるのである。その結果が今のマスコミに登場する労働者である。今を生き抜くために何を選択してきたか。単に不景気だけを理由にしていてはいけない。
彼らが、諦めてきた生き方を諦めずに苦労してきたのが正社員でもある。その違いを抜きにして踊らせたがるマスコミに気分を害しているのは私だけではないだろう。